YA読書クラブ ~本についておしゃべりしよう~

12歳から19歳までの、10代の本好きさんのための読書クラブです!

2009年発足の、10代の本好きさんのための読書クラブです!
東京都新宿区のポプラ社の絵本ルームをお借りして、若い読者さんのおしゃべりの会をやってます。
県外の方も区外の方も、初めましての人も、12歳から19歳までの本好きさんなら参加OKです!

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第30回読書会★報告 2017年3月18日実施

第30回読書会★報告

参加人数5名(女子1男子0)。学生ボランティア2名、大人スタッフ2名。合計5名で、本のお話をしました。

今回はこんなことを話し合いました♪  

流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本 『願いながら、祈りながら』 乾ルカ著 徳間文庫刊 。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想


★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。
さいきんハマッている&はやっていることは……?
学割で安いカラオケボックスに、花粉症の友だちと行って一日過ごしています。
四月から中学生になります。春休みなので友だちと東京ドームとかいろいろ遊びに行っています。
ニコニコ動画の男性アイドルグループを応援しています。

 

★ 『願いながら、祈りながら』 乾ルカ

初め大人が出てくるから子供の本と分かりにくいかもと思った。でも次を読むと一人一人のことがわかって、ずっと嘘をついている亮介君のことがわかったら、全体がひとまとまりになった。最後のところはいつも泣いてしまいます。
先生が出てきて表紙と印象が違う内容だった。先生が生徒と触れ合いながら話しが進んでいくのかなと思ったら、一人一人が出てきた。
やめたい先生か学校にきたらいやだなと思う。
携帯ばかり見ている弥生のことを読んだら、林先生の気持ちが分かった。
全体的にあっさりしていた。5人の影響がそれほど強くないと思った。
林先生から見た生徒の見た目が分かりやすい。想像しながら読めた。
先生が子供たちに見破られている感じがよかった。割とすぐ先生の気持ちが切り替わった。
何を一番書きたかったのかなと思う。
中三の弥生ちゃんが受験に合格したのが印象的だった。
5人しかいないけど人間関係が足りないわけではない。
修学旅行のシーンで、弥生ちゃんが先生の赴任した時同じ気持ちだったのかもと思う場面。本当にいい医者になるのは彼かもと思う場面が響いた。
ウソがばれる「いつか」があった。「いつか」を信じることができるようになった。5人なりの経験のからめ方がやさしく書いてある。
学君が勉強できるのでに暮してるのかと思ったけど、褒められてうれしくてという場面があってみない子だなと思った。
みなみちゃんは「ふつうでいい」というけれどみなみちゃんの良いところもっと書いてほしい。
本人は満足していないけど、他の人はその人を素敵だなと思っている。
友情の話。


…などなど。

★みんなのおすすめ本。
おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)

『ひとりぼっちの不時着 』ゲイリー・ポールセン
東京バンドワゴン小路幸也
『シフォン・リボン・シフォン』近藤史恵
『コンビニたそがれ堂 星に願いを』村山早紀
『ぼくは勉強ができない』山田詠美

大人スタッフのおすすめ本
『 小やぎのかんむり』市川朔久子
『 僕は上手にしゃべれない 』椎野直弥
『いい人ランキング』吉野万理子
『キリトリセン―大高翔俳句集』大高翔

★本日の感想

今日の読書会は、テーマ本が登場人物の心情が細やかに描かれていて、とても話しやすかったです。

最初、2時間もすると聞いた時は長いと思ったのですが、実際に参加してみたら時間が速く過ぎたなと感じるくらい楽しかったです。

私がこの本読んだ時あっさりしていて少し物足りないなと感じたのですが、細かく情景が描かれていて,やさしいお話だと言っている方がいて、確かにそうだと思ったし、私はそういうことに気づけていないな、と少し反省しました。
初めてボランティアに参加してとても緊張しました……!!

 

今回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)の2名でした。