第27回読書会★報告 2016年3月26日実施
第27回読書会★報告
参加人数5名(女子4男子1)。大人スタッフ2名。合計7名で、本のお話をしました。
今回はこんなことを話し合いました♪
流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本 『君の膵臓をたべたい 』 住野よる著
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想
★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。
さいきんハマッている&はやっていることは……?
古民家でみる付きのコーヒーメーカーでコーヒ作って、のんでおいしかった。引き立て。香りを飲む。
劇を見るのが大好き。小劇場が多かったけど、劇団四季でライオンキングをみて、よかった。
甘いものを食べられるようになった。お医者さんにOK もらえたので。抹茶パフェを食べに行った。
アクセサリーを集めるのが好き。イヤリング。
猫を飼い始めました。
楽器をトロンボーンを演奏してる。ジャズ研に入ってる。
共病文庫を読み返しているところは うるっときたけど、きょうこちゃんのところは 最後まで好きになれなくて。完全に敵意むき出しで。 きょうこちゃんと仲良くできるのか疑問に思った。
膵臓の病気を薬で抑えるのがこんなにできるのか。
死ぬってわかって、こんな風にできるのか、
サクラのように自分はできないからすごいとおもった。
普段人がたくさん死ぬ話を読んでいるから、この本を読んで、 これが普通の感覚だとおもった。
タイトルが、読み終わったあとで印象が変わる。
カニバリズムの気持ち悪い本かと思うけど。
売れているということで、反発心がめばえ。
読んでみたら面白かったけど、ふつう。
丁寧。会話が知的で、ぎりぎり中二にならない。やり取りがすぐに回収されて、気持ちいい。
死ぬという前提で会話しているので、自分が来年も生きているように会話しているんだなあ。
病死でないので、いきなり死んだのが衝撃的だった。
作者の死はいつでも訪れるというメッセージを感じた。
きれいに死ぬと思っていたので。
元彼は委員長?
告白したのはだれ?
タイトルがラノベっぽい
。 自分の死をポジティブにとらえているのは共感できないけど、二人の関係はいいと思った。
ここがなくところとわかる。
文体が苦手。
モツを食べることをこだわっていて、それをタイトルにつながっているのかな。
女の子の顔は見えるのに、男の子の顔が見えない。名前が明かされない。
空っぽな感じ。 積極的に人にかかわらないタイプ。一つの関係性を表す言葉だけで書かれている。
相手にどう思われているのかを気にする。
名乗って、少し変わったのか。与えられたのか。
前から好きだった、というところがドリームっぽい。
極端な二人がYAっぽいと思う。
読者が共感しやすいように書いているのかな。
通り魔のニュースの伏線がわかりにくかった。わかりすぎた。
泣き声が必要か。
むしろ印象的。
…などなど。
★みんなのおすすめ本。
おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)
『宝さがしの子どもたち』 イーディス・ネズビット
『希望ヶ丘の人びと』 重松清
『世界の中心で、愛をさけぶ』 片山恭一
『ぼくはこうして大人になる』 長野まゆみ
K『めたもる。』 日比生典成
『空色勾玉』 荻原規子
『春になったら苺を摘みに』 梨木香歩
大人スタッフのおすすめ本
『英国幻視の少年たち』 深沢仁
『はらぺこあおむし 』 エリック・カール
。
★本日の感想
最近ほとんど本を読む機会がなかったので楽しかったです。
タイトルがめずらしく、普段はあまり手に取らないタイプの本なので、読めてよかったです。
久しぶりに参加させていただきました。
様々な本や感想に触れ、また本を読む習慣を取り戻していこうかなと思いました。
また参加したいです。
初めて参加しましたが、やさしい雰囲気でとても話しやすく、遠慮なくしゃべてしまいました。
私は「君の膵臓をたべたい」のシーンで死ぬシーンを最も衝撃的だと思い、他の人とも感想が被ってしまうかなと思っていましたが、みんなぜんぜん違う感想で、それを聴けて本当に面白かったです。
初参加でしたが楽しかったです。
普段、同世代で趣味のあう人としか本の話をしないので、他の参加されている方々の意見が新鮮に感じました。
いつも登場人物をキャラクターとしか見ないので、自分にひきよせて考える見方が面白かったです。