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YA読書クラブ ~本について おしゃべりしよう~

12歳から19歳までの、10代の本好きさんのための読書クラブです!

2009年発足の、10代の本好きさんのための読書クラブです!
東京都新宿区のポプラ社の絵本ルームをお借りして、若い読者さんのおしゃべりの会をやってます。
県外の方も区外の方も、初めましての人も、12歳から19歳までの本好きさんなら参加OKです!


第17回読書会★報告 2013年8月3日実施 テーマ本 短編「冥途」 内田百閒著

これまでの読書会の様子☆

第17回読書会★報告

参加人数1名(女子1)。大人スタッフ3名。合計4名で、本のお話をしました。

今回はこんなことを話し合いました♪  

流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本 短編「冥途」 内田百閒著 についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想


★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。

さいきんハマッている&はやっていることは……? 
高校の文化祭の準備。クラスのお芝居で「美女と野獣」をするので、そのための衣装作りをしている。みんなで作るようにと先生に言われたので、頼みやすいように、切ったりしつけ糸をしたりが大変です。

大人のコメントは…… 
Setouchi Triennaleに行ってきました!
鳥海山のハイキングに行きました。
四月から事業担当になって、仕事ばかりでハードだったので、休みをとって山に登りたいです。

…などなど。

★ 短編「冥途」 内田百閒著 について

内田百閒は、はじめて読んだ。 先に「冥途」だけを読んだとき、 よくわからなかった。どっちが死んだ人なのかわからなかった。 短編集を買って読んでみたら、そのなかでも「冥途」はわかりやすいほうだった。
情感がある。 話の雰囲気が好き。
ゆっくりゆっくり読んで。 よくわかんなくて、何回も。 読んでいるうちに、いいなあと思えてきた。
最後のところのほうで、わたしがいた土手がこの世とあの世の境目だと解説に書いてあったのを読んで、自分は読みが甘かったと感じた。
土手が死への道なんだろうって、思った。
父と子の関係が、なんなんだったのかなあと。お父さんが冷たいね。
作者に親子の確執はなかったのかな。
ビードロ」の形が丸いのか筒なのかよくわからなかった。
主人公の「私」は大人なのか。どういう状況なのか。
このお父様はいつ死んだのか。最近なのか、初盆なのか、もっと前に死んでいて、主人公が死にかけていてあったのか。この話はお盆の時期の話だよね?
「人参葉」ってなんかと思って調べたら、関西では普通に食べるらしい。軟らかめの葉をゆでたりいためたりするレシピがネットにのっていた。関東ではあまり人参の葉は食べないよね。大根の葉は食べるけど。
銀河鉄道の夜」を思い浮かべた。長い土手が、鉄道みたい。
「土手が走っていく」という表現がとても好き。
なぜお父様は四、五人連れなのかな。
この作品は、夢の世界を書いているのかな。
こういう経験ありますか? ある。ない。育った住宅の環境で怖いものを感じるかって違うのではないか? 部屋にいつも誰かいるマンションと、座敷童がいそうな古い家では、怖いものが違うのかも。
土手をどう想像する? 草の生えた暗い田舎の土手より、今の散歩コースのある夜も明るい整備された土手を想像してしまったら、ちょっと雰囲気が違うね。
河合隼雄のことばを思い出した。「みるなの座敷」など。
作品の中にはこんなふうに「話の暗がり」があって欲しい。そういう作品もあったほうがいい。


…などなど。

★みんなのおすすめ本。
今回はじゃんけんで順番を決めて、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)

『カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>』 (講談社文庫) 高殿円

大人スタッフのおすすめ本
オトナ語の謎。』 (新潮文庫) 糸井重里
『お任せ! 数学屋さん』 (一般書) 向井湘吾
『さよならを待つふたりのために』 (STAMP BOOKS) ジョン・グリーン
『ふたり』 (新潮文庫) 赤川次郎
『世にも美味しい数学』 古川昭夫
『わからん薬学事始3』 まはら三桃
『わたしは倒れて血を流す』 (STAMP BOOKS) イェニー・ヤーゲルフェルト

★本日の感想

今回は感想を書いていただく時間を取りませんでした。

今回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、世田谷区中央図書館スタッフさんの3名でした。

文責・梨屋アリエ