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YA読書クラブ ~本についておしゃべりしよう~

12歳から19歳までの、10代の本好きさんのための読書クラブです!

2009年発足の、10代の本好きさんのための読書クラブです!
東京都新宿区のポプラ社の絵本ルームをお借りして、若い読者さんのおしゃべりの会をやってます。
県外の方も区外の方も、初めましての人も、12歳から19歳までの本好きさんなら参加OKです!

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第10回読書会★報告 2011年11月12日実施 テーマ本『きみの友だち』重松清

第10回読書会★報告

参加人数3名(女子1男子2)。大人スタッフ2名。合計5名で、本のお話をしました。

今回はこんなことを話し合いました♪  

流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本『きみの友だち』についてのトーク。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想


★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。

 さいきんハマッている&はやっていることは……? 
  流行語大賞のノミネートのニュースを見て、「ぽぽぽぽーん」のコマーシャルをみたら、三月のことを鮮明に思い出した。 インターネットで音楽あつめて聴いている。特に、いきものがかり。部活は軟式テニス部をやっていて、高校の練習に混ざっているので練習がきつい。 バンドをやっている。ギターボーカル担当でBUMP OF CHICKENを演奏する。「金曜ロードショー」。で『BECK』をやっているのを観て、いいと思った。 英検の二次試験のスピーキングが明日なので、弟を相手に練習している。 髪型を変えたのはAKB48のまねをしたいから、と言って、人をどん引きさせること。 …などなど。

★『きみの友だち』について

二人称で呼びかける話なのが面白い。最後まで読むと呼びかけている人が誰かわかる構成になっている。 恵美ちゃんが友だちを傘に入れてあげて怪我をするところが、自分でも同じような経験があると思った。 主人公がぶっきらぼうに描かれていて、でもちょこっとずつ優しさが出ていて、そこがうまい。 もともと重松清さんが好きで、本はよく読んでいた。 まわりにはとげとげしてても内側ではやさしい感情をもっているところや、外見には表せないけれど、自分の中には持っているところがいい。 読んでいて「きみ」といわれてどきっとする。いろんな人の見方がわかる。 恵美ちゃんはみんなの中心にいたけれど、怪我をして弱い立場になった。そこから本の中で「正しい存在」になっていく。なれ合っているのが友だちではなく、本当の友達という存在があるのではないかと付きつけてくる。 恵美ちゃんはみんなの中にいないことで、辛辣なことを言う。それがまるで正しい存在のように書かれている。正しいもののように書いてあるので、松葉杖をついているところが偉いのかと思ってしまう。 恵美ちゃんの弱いところも知りたかった。 読んでいると、死亡フラグが立っている子がわかり、作者が泣かせようとしているのがわかってあざといなーと思う。 「ポニーテール」「失踪」に出てくる女の子の存在が似ている。作者にとって、そういう人に興味があるのかな。 途中で、きみと呼びかけている人がだれか予想がついてしまった。 千羽鶴の西村さんの話が響いた。 堀田ちゃんのところで、命令しているマリちゃんがちょっと……。外では楽しそうな感じにしているのに、家では自分で自分のことを応援していて、共感できた。 「あいあい傘」が感情移入できた。
なれ合うことがいけないのか。本音だけの友情だけだったら、世の中がぎすぎすしてしまう。 客観的に人を見ている作家。冷たい。 なぜ、タイトルを漢字でなく「きみ」という字にしたのか。 表紙のイラストの靴下の左右の長さが違うのはどうしてだろう。 大きな事件でなく細やかな話で積み上げていくところがうまい。
Q .この本は子どものことを書いていますが児童文学ではありません。一般書と児童書の違いは感じますか。
なぜ子供用に出版しないのかなと思っていた。 子どもの話だけど、大人も楽しめる本だと思う。 テストの問題文を読んでいる感じがする。 重松清さんを知ったのは、中学受験をするとき過去問題集をやっていて、問題文の重松清の作品が気になったこと。それに塾の友だちにもすすめられて、読んだ。 最初「口笛番長」を読んだ。 大人になって読むと、うますぎるところが気になるけれど、中高生の頃読んだら好きだったろうなと思う。
Q .ミステリーや冒険物などのエンターテイメントとは違う話。ふだん読んでいる本とくらべてどう?
乙一さんの本を良く読んでいる。 人の内面が描いてある方が好き。 現実の出来事のほうが好きなので、リアリズムを読む。
…などなど。

★みんなのおすすめ本。
今回はじゃんけんの負けた順で、おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)

俺のコンビニ (メディアワークス文庫) 峰月 皓
俺たちのコンビニ―新米店長と仲間たち (メディアワークス文庫) 峰月 皓
カラフル (文春文庫) 森 絵都
これは王国のかぎ (ファンタジーの冒険) 荻原 規子

大人スタッフのおすすめ本
ソルハ 帚木 蓬生 あかね書房
日本男児 長友佑都 ポプラ社
寺山修司少女詩集 (角川文庫) 寺山 修司

★本日の感想

みなさんに、参加した感想を書いていただきました。

今回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)、の2名でした。

文責・梨屋アリエ