YA読書クラブ ~本についておしゃべりしよう~

12歳から19歳までの、10代の本好きさんのための読書クラブです!

2009年発足の、10代の本好きさんのための読書クラブです!
東京都新宿区のポプラ社の絵本ルームをお借りして、若い読者さんのおしゃべりの会をやってます。
県外の方も区外の方も、初めましての人も、12歳から19歳までの本好きさんなら参加OKです!

☆このサイトのめにゅう☆
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12歳から19歳までの読書会【YA読書クラブ】1月9日(月祝)午後1時30分~新宿 テーマ『小説の神様』相沢 沙呼 著

※この回は中止になりました

 

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第30回YA読者トーク会のご案内

日 時 2017年1月9日(月祝)午後1時30分~3時30分

会 場 株式会社ポプラ社 絵本ルーム

  東京都新宿区大京町22-1HAKUYOHビル→地図
   東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」1番出口から徒歩8分。
   東京メトロ丸の内線「新宿御苑駅」2番出口から徒歩8分。
   JR総武線「千駄ヶ谷駅」から徒歩15分。

資 格 12歳から19歳の、読書が好きな人!
      大人は参加できません。ごめんなさい。
     (大学生ボランティアとテーマ本の担当者に限り参加可)

参加費 無料です。

当日までに準備してほしいこと

今回のテーマの作品
小説の神様』相沢 沙呼 著  講談社タイガ文庫刊 。
を、読んできてね。

あなたのおすすめの本
 あなたの好きな本、ほかの人にすすめたい本を一冊から二冊、持ってきてね。本の内容を短く説明できるように考えておいてください。小説やノンフィクション、詩などから選んでね。

参加希望の人は、事前の申し込みが必要です。定員は15名程度。先着順です。
中学生以下の人は、保護者の承諾が必要です。
お友達と一緒に申し込む場合は、必ず事前に本人の許可を取ってね。

お申し込みは、Eメールで。1月6日締切です。
「YA読書クラブ」参加希望と明記し、参加者氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、当日の緊急連絡先、 中学生以下の場合は保護者名と参加の承諾をお書き添え下さい。

YA読書クラブ世話人からの「当日ご案内」の送信をもって、お申し込みが完了となります。

協力・ポプラ社、YARC

「YA小説を書いてみよう部」仮入部受付中

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「YA小説を書いてみよう部」http://yacafe.chagasi.com/bu/

月曜の夕方の班と、水曜の夜の班で募集します。
部費が前納制なのは会場費の捻出のためです。「YA小説を書いてみよう部」は塾や学習教室ではありません。自主サークルです。

 

(1)月曜A班 16:15~17:45

1月16日、30日、2月13日、27日、 3月13日、27日。

対象年齢・中学校卒業~39歳。

会場・渋谷駅近くの会議室 部費・3か月全6回分4,500円。

(2)水曜N班 18:30~20:00

1月18日、2月1日、15日、 3月1日、15日、29日。

対象年齢・18歳~39歳。

会場・渋谷駅近くの会議室 部費・3か月全6回分4,800円。

 

◆第一期活動内容

YA小説とは何かを考える。YA小説を読んで話す。みんなで連作短編YA小説を書いてみ る。 各回90分のうち20分程度は梨屋アリエによるレクチャー。(YA文学の成り立ち。 子ども・若者の誕生。YAとラノベ……等)

※創作塾ではありません。上達の保証はありません。

◆参加資格

・これからYA小説を書いてみたい方。YA小説を書くきっかけがほしい方。YA小説につ いて考えてみたい方。創作活動の刺激がほしい方。YA小説が好きな方。

・日本語で日常的な意思の疎通ができる方。各班の対象年齢の方。

・Eメールが使える方。Webサイトが見れる方。

◆入部の流れ

仮入部→催行確定→部費入金→本登録。初回実施日後の返金はいたしません。 仮入部受付期間 11且27日~ 12且16日 申し込みはこちら

午後・夜とも、それぞれ最小催行人数4名。 本登録の際、400字~800字程度の読書感想文または好きな本の紹介文をメールで提出 していただきます。

※会場はバリアフリーではありません。何らかの配慮が必要な方は仮入部お申し込み時にお 知らせください。

※活動に支障が出るような行為、他の部員への迷惑行為をした方は参加途中で退部していた だく場合があります。

※その他、お問い合わせ先はこちら

世話人梨屋アリエ(YA作家・児童文学作家)

 

 

希望者が少なかったら2018年に延期します。

第29回読書会★報告 2016年8月27日実施

第29回読書会★報告

参加人数6名(女子2男子0)。学生ボランティア2名、大人スタッフ2名。合計6名で、本のお話をしました。

今回はこんなことを話し合いました♪  

流れ
1、ニックネームで、簡単な自己紹介。
2、テーマの本 『タスキメシ』 額賀 澪 著 小学館刊 。
3、休憩。
4、みんなのおすすめ本の紹介。
5、本日の感想


★自己紹介では、「ニックネーム、学年、住んでいるところ、さいきんハマッている&はやっていること、もの」を話しました。
さいきんハマッている&はやっていることは……?
セブンイレブンのスイーツ。黄粉わらびもち。おいしい。 胃のぶんと腸のぶん買う。
キャラクターカフェ。ポムポムプリンカフェ、ムーミンカフェ。 キャラクターの形のカップの付いたものを頼んでしまう。
サークルの合宿で、山中湖にいったら、白鳥をたくさん見た。白鳥を触った、ふわふわじゃなくてつるつるしていた。
友だちが描いたキャラクターに、いろいろなものをつけたしている。
指あそび。「子豚が一匹」にはまってる。 東京子ども図書館の指あそび。

 

★ 『タスキメシ』 額賀 澪 著

表紙をみずに本を読んでいて、読み始めて、タスキ・飯なんだとわかって、はっとした。
スポーツ選手が、食事に気をつかっているのがわかった。
料理をしてみたくなった。
都ちゃんが、アニメのキャラクターっぽくて、リアルな感じがしなくて浮いているように感じた。
最後のほうはよかった。
早馬の選択が良かった。
最後にくっついていないのが良かった。
いきなり走っている途中の場面から始まって、高校時代に飛んで混乱したけど、最後にわかってすっきりした。
キャラクターもよかった。
読後感がよかった。早馬くんが高校時代の自分の肩を叩いてあげたいというシーンで泣けた。
なめろう丼。健康でおいしそう。
前半の繊細な部分と後半のバタバタの差が。
自分には弟ほどの才能がないのではと思い始めたところで怪我をした。走るのが好きでも、才能がないと分かってもそれでも続けるのか、というところを描いている。彼自身が、トップ選手になれなくてももどtってきたところの心の変化が描かれていなかった。
走る喜びとかランニングはいとかタスキをつなぐところの意義を書いてほしかった。それがあるから戻ってきたのではないか。
名作がある中で、走るという話を書くのは難しいんだろうな。
稔の畑。都ちゃんだけでずるくない。
料理部の人気がない。
都ちゃんの料理することのなにがあるか、動機が分からない。作った過程で、自分はできると確認したくて作っているのではないか。作ることで確認しているのでは。一緒に料理を作ってくれる人が必要。
駅伝大好きな作者。
食べるのは好きでも作るのはあまり好きじゃないのかな。スポーツ栄養学に即してない。タンパク質のことに気をつかってない。
都ちゃんと助川君が知り合いだと思わなかったので、そこが面白かった。
作者が事実を事実と受け入れるような時間が必要。
作者は男性かなと思った。
恋愛の力じゃなくて解決していくところが良かった。
最後、選ばれないで終わったところがご都合主義にならなくてよかった。

…などなど。

★みんなのおすすめ本。
おすすめ本を紹介しあいました。
(ここでは、タイトルの50音順)

『あいにくの雨で』麻耶雄嵩
ルリユールおじさんいせひでこ
『氷の海のガレオン/オルタ』 木地雅映子


大人スタッフのおすすめ本
『私のスポットライト』林真理子
『ハリネズミの願い』 トーン・テレヘン
『諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉』 為末大

★本日の感想

ほかの方のファン味とかを聞いて、自分にはない視点だったので面白かったです。
都ちゃんと早馬、助川が恋愛関係にならないのが作者が意図していたことだとわかったのもよかったです。都ちゃんのキャラの受け取り方の違いとか、自分と違う意見を聞いて、また別の見方ができるのが読書会のいいところだなと感じました。

今日はいつもよりたくさん人が集まって会話ができたのでよかったです。
私は陸上も料理もほとんどしないので自分が読んでいるときは特に違和感は感じなかったのですが、経験者の目から見ると違った見方ができるのだなあと思いました。

初参加でした。いろいろな意見を聞くことができ楽しかったです。
今回紹介された本を読んでみたいと思います!
『タスキメシ』では読後感がサッパリしていて好きでした。
夢をおいかけることとは何なのか考えた一冊です。

初めての参加でしたが、私一人では考えることができなかった考え方ができる人がいて、もう一度読んでみたいと思いました。
みなさんに紹介された本も、私の好きなジャンルの本からまったく読んだことのないジャンルまであり、聞いていてとても読みたくなりました。

 

今回の大人スタッフは、モグタン(YA読書クラブ世話人)、ありりん(YA読書クラブ世話人)の2名でした。